ダーク・チョコレートが血圧を下げる
バレンタインはいかがでしたか?
バレンタインデー。
が、実施した男性300名のアンケート調査によれば、4割弱がもらったチョコレートを妻や子どもが食べていることがわかっています。
また
の2015年アンケート308名の女性に実施したアンケートでは、本命に送る予定の5人にひとりが本命チョコを手作りすると答えています。
さてそんなチョコレート、肥満の原因として良く挙げられていますが、果たして悪いことだらけなのでしょうか?
チョコレートに含まれるカカオは、血圧を下げる!
ダーク・チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールが血圧を下げるというのです。
JAMAに発表されたランダム化された信頼性のある研究ですが、18週間(4ヶ月強)にわたって6.3g(30kcal、ポリフェノール30mg)を毎日摂取するのとポリフェノールなしのホワイトチョコを比較したところ、ダークチョコの方は最高血圧(収縮期血圧)を-2.9mmHg下げ、最低血圧(拡張期血圧)を-1.9mmHg下げることがわかっています!
しかも体重の変化がなかったそうです。
理由として高容量のカカオが、血管の内皮細胞機能を改善するようです。
渡すならダーク・チョコレート!!!
血圧を気にされる40代であれば、今後はダークチョコにしましょう。
ホワイトチョコではダメなようです。
とくにカカオが高いものが先ほどのポリフェノール量を満たすようです。
明治「チョコレート効果CACAO86%」の栄養成分は、1箱(70g)あたり:
エネルギー405cal、たんぱく質9.7g、脂質31.9g、糖質14.7g、食物繊維10.2g、ナトリウム4mg
ポリフェノール:1粒で136mg
まとめるとチョコレート効果は、下記のとおりです。
※ 明治ホームページより
血圧を下げるのに必要なポリフェノール量は30mgなので、1粒も要らないようです。
高カカオを謳ったチョコレートに注意
高カカオチョコレートが血圧を下げるとはいうものの、脂質やカフェインを過剰に摂取してしまったり、ニッケルが2倍量摂取してしまうこともあり、注意は必要だ。
平成20年の国民生活センターの報告もチェックが必要だ。
そんなこんなで男性の気持ちは?
チョコレートが血圧を下げると分かったとしても男性の本当の気持ちは…
男の本音はチョコより“肉”!? アンケートから見るバレンタインの真実 - みんなのごはん
が599名に実施したアンケート調査では、56%の男性がチョコレートよりも肉をがっつり食べたいと答えているようです。
来年からのチョコレートは、一緒にお肉を食べに行くほうが満足度を高めるかもしれません。
チョコレートの箱の中に、「お・に・く」とサプライズするのもわくわくしますねぇ〜。