ロンブー淳も使ってた!「凄い」連発で会話力がハンパない
おはようございます!
今日のテーマは、医療系ではなく、やっぱり「会話力アップ」系にします。
さあ1週間のスタートですね!今日の「技」を盗んで今週もわくわくして頂ければと思います。
今日は、「凄い」を連発すれば、間違いなく会話が弾み、欲しい情報を相手からゲットできるという技です。
短時間で患者さんから必要な情報を獲ってくる会話力
これは以前のブログ記事
ひとと話する能力を飛躍的に高める3つの方法 - ☆ わくわく働くひとを応援する産業医のブログ ☆
で御紹介したとおり、会話力をアップさせるためには、まずはそういう環境を作りましょうと。作らないで会話を初めてしまう人が多すぎるというお話をしました。
もちろん環境だけでなく、会話するところにもポイントがあるわけです。
20分で聞き出せないひとは、1時間話をしてもムダです。笑
そしてあらゆることを考えて、いかに短時間に情報を獲得できるのかを考えて、実践するのです。
私の会話力の50%は、「凄い」連発!
わたしの外来を経験して頂ければ分かるのですが、とにかく「声がでかい」し、「オーバーリアクション」です。
もちろん希死念慮の強いひとは、悲嘆反応のあるひとの前ではしません。
その中で、必ず1回は使うのは、「すご〜い!」です。かぶせて「ホントに凄いですね」っていって褒めまくるんです。
それは、糖尿病のひとのがんばるプロセスのお話かもしれません。肥満外来のダイエットのときに0.5kg下げたストーリーかもしれません。禁煙に成功しているときかもしれません。またうっかり吸っちゃった時でも言います。
とにかく、何でもかんでも「すごいですねぇ〜!」と言ってから、その理由をアタマの中で高速で理由付けするんです。笑
そうすると患者さんは、いい気になって益々はなししてくれます。その次に「ききたいこと」を入れるわけです。
患者さんが医師にも話しづらいようなことです。
たとえば、「◯◯さん、そういえば、旦那さん以外にもパートナーっていましたっけ?」とか「◯◯さん、のパートナーさんって男性でした?女性でした?」とか。
「◯◯さん、これは恥ずかしいことでは決してありませんが、セックスのときにEDの症状って出ていませんか?このお薬なりやすいから」という風にするんです。
会話力アップの本質は、褒めまくって話しにくい状況を打破
これで100%言ってくれますね。
この先生にだったら、恥ずかしいことも褒められちゃうって思うんですね。でもこれこそ最も大切なことです。
なぜなら会話をするということは、「目的をもって、聞き出さないといけない情報」があるわけで、それはビジネスであれば、交渉の場かもしれません。接待のときかもしれません。採用のときかもしれません。どんなときでもこれは最高の聞き出しテクニックです。
もちろんデート中の男性・女性にも使えます。
「凄い連発」は山田だけでなくロンブー淳も使っていた!
これほんのむかし、久米島の病院でおじぃ、おばぁの血圧とか糖尿病とかをみるときから言い始めていた気がします。褒めるとおじぃ・おばぁ頑張るんですもの。
これしかし、わたしだけではなかったことにびっくりなんです。
ロンブー淳が、NHKの番組で「小学生に授業をする」という中で「どうやって人から話を聞き出すのか」ということを教えるというのがあります。
【43:08】から見て下さい!
そこでは、驚愕の事実。
わたしが患者さんと話をしている方法と全く同じだったのです!
「へぇ〜なるほどなるほどすごいっすね」
なんですね!
SWITCHインタビュー 達人達(たち)「田村淳×猪子寿之 PART2」 20150124 - YouTube
ちなみにこの番組かなり面白いです。
最後に、会話力はトレーニングです
毎回言っていますが、何事もトレーニングです。もしくはやるかやらないかだけの問題だと思っています。
前回のブログ記事「握手」も同じです。
世の中に啓蒙啓発本がいっぱいありますが、すべて同じこと言っています。
でも「買って読んで」終わらせるだけだからいろんな種類が出るんです。
やってみましょう。
必ず成功しますので。
では今週もわくわく働きましょう〜!
ciao!!!