失敗しない究極の行動とは…良い習慣をもつことだ
成功することと失敗しないことの違い
私は、心療内科の現場で本当に多くのひとと向き合ってきました。
4年間で延べ約2万人。
1日50−70名の患者さんとお話するんです。
その多くは、人生相談です。
この人生相談がストーリーのように変な言い方ですが、面白いんです。
そこにそのひとの社会的背景やそのひとの考え方や行動があるからそのストーリーが出来上がるんです。
それだけのひとと話していると成功するひとと失敗するひとというのがわかってきます。
ただここで気をつけないといけないのが、『成功』の定義です。
成功とは、何のか?
実は、成功の定義って常に変わるものであり、そのひとの気持ちで変わるものなのだと気がつきました。そうなると最も大切なのは、『どうやったら成功する』のではなく、『どうやって失敗しないのか』を考えることに意味があるのだと思うようになったのです。
『失敗しない行動』をすれば、必然的に『成功』するかはわからないけど
『成功する確率』が高くなるということです。しかもあらゆる場面での成功に結びつけることが出来るんです。
失敗しない究極の行動
GMOインターネットグループ熊谷さんの
USEN宇野会長「日サロ行ってません、地で黒いんです」 業績が悪いときこそ、自分がどう見られてるかわかる | ログミー[o_O]
は本当に面白い。
特にオーディエンスからの質問に対して『人の行動の9割は習慣』と言い切るように、『良い習慣』こそが成功する法則ではなく、『失敗しない究極の行動』なのだと患者さんは教えてくれました。
そう失敗しないためには、どうすればよいのか。
とても当たり前と思うかもしれませんが、実はこれはとてつもなく難しい。
具体的な行動で習慣化を実現
『習慣』というのは、法則があって新しい習慣によってのみ変えられる。
そうなってくると悪い習慣をどう変えるかって、やっぱり良い習慣で上塗りするしかないわけです。
習慣というのは、『無意識に自分の行動』となっているものを言うわけで、そのためには、毎日毎日その行動を意識的に実践することでしか達成できないわけです。
ポジティブになろうなろうと「思って」いてもなれません。
カッコよくなりたいと「思って」もなれません。
俳優になりたいと「思って」もなれません。
それと同じように、『具体的な行動』にどれだけ落とし込めるのか、そしてそれを毎日の生活の中にどれだけ『意識的に実践』できるのか、それで習慣化することが出来るわけです。
それを21日間やり続けると高い確率で『良い習慣』となるでしょう。
それでは今日も皆さまにとってわくわくな1日でありますように。